イベント
「脱植民地化」の実践としてのウクライナ・アート
2026.09.27
ウクライナ・ポピュラー文化(UkrPop)研究会(第3回)
「脱植民地化」の実践としてのウクライナ・アート
講師:アライ=ヒロユキ 加藤直樹

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ウクライナへの全面侵攻が始まって以降、東欧や旧ソ連圏の歴史・文化研究では、ロシア中心の見方を問い直す「脱植民地化」をめぐる議論が盛んになっています。
ウクライナのアートでも、ロシア=ソ連による支配のもとで抑圧されてきたウクライナ文化を見つめ直し、ロシア中心主義から抜け出そうとするさまざまな試みが続けられてきました。
今回のウクライナ・ポピュラー文化(UkrPop)研究会では、美術・文化社会批評家のアライ=ヒロユキさんをお招きし、現代ウクライナ・アートにおける侵略への抵抗と脱植民地化の歩みをたどりながら、戦争によって社会や人間が負った「傷」や環境破壊に、アートがどのように向き合ってきたのかを紹介していただきます。
当研究会メンバーの加藤直樹は、ウクライナのアナキスト/アーティストで、侵攻後に志願して兵士となり、戦場で命を落としたダヴィド・チチカンの作品と活動を紹介します。
戦時下のウクライナで生まれた詩を読み解いてきたウクライナ文学研究者の原田義也氏からもコメントをいただき、戦争と文化、脱植民地化について考えます。
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【日時】2026年10月22日(木)19:00~21:20(開場は18:30)
【場所】ふれあい貸し会議室 秋葉原No.51
東京都千代田区神田松永町7ヤマリビル8階 801
秋葉原駅(JR山手線) A3出口から徒歩約1分(ヨドバシカメラ真横)
https://share.google/p7ziJSowZnOlt53mP

【プログラム】
〔アーティスト紹介〕
加藤直樹
「抵抗戦争の時代を生きたアナキスト――ダヴィド・チチカンのアート」

〔講演〕
アライ=ヒロユキ
「ウクライナのアート: 脱植民地主義の歩み、戦争への抵抗と多様性&環境破壊」

司会:赤尾光春
コメンテーター:原田義也
【参加費】 無料(予約不要)
【問い合わせ】 e.pithecanthropus@gmail.com(赤尾)
【共催】 科学研究費基盤研究(B)「大国主義の現代史」(研究代表者:宇山智彦)/ 人間文化研究機構グローバル地域研究推進事業 東ユーラシア研究プロジェクト 国立民族学博物館拠点

【登壇者プロフィール】
アライ=ヒロユキ
1965年生まれ。美術・文化社会批評。美術評論家連盟/国際美術評論家連盟会員。著書に『検閲という空気 自由を奪うNG社会』(2018年、社会評論社)、『天皇アート論—その美、“天”に通ず』(2014年、社会評論社)、『オタ文化からサブカルへ ナラティヴへ誘うキャラクター』(2015年、繊研新聞社)、『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』(2013年、繊研新聞社)、『宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン』(2010年、社会評論社)。共著に『あいちトリエンナーレ「展示中止」事件』(岡本有佳共著、2019年、岩波書店)他。
加藤直樹
1967年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。著書に『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)、『謀叛の児 宮崎滔天の「世界革命」』(河出書房新社)、『TRICK 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』(ころから)、『ウクライナ侵略を考える』(あけび書房)、『九月を生きた人びと』(ころから)。
原田義也
専修大学国際コミュニケーション学部特任教授 。近現代ウクライナ文学 。共編著に『ウクライナ文化の挑戦――激動の時代を越えて』 (幻戯書房、2025年)、『ウクライナを知るための65章 』(明石書店、2018年)、論文に「時代が変える言葉、時代を変える言葉――戦時下のウクライナにおける言語行為の諸相 」 ( 『ロシア・東欧研究 』第53号、2024年)他。
