2022年度の主な業績

論文と分担執筆

〈論文〉

島村一平「特別展『邂逅する写真たち――モンゴルの100年前と今』を語る」『文化財写真研究』12、2022年9月
島村一平「プーチンが踏みにじる“古き良き”ソ連――あるいは、ウランバートルとキーウとモスクワをつなぐ文化圏の終焉」『現代思想』6月臨時増刊号「総特集＝ウクライナから問う」、2022年5月
末森薫「地中熱を利用した博物館収蔵施設の動向――「デンマークモデル」の収蔵施設の特徴と環境評価」『国立民族学博物館調査報告』155、2022年11月
Kaoru Suemori, Yoshinobu Nakamura, Asuha Nagao, Ryo Kontani, Yuta Nakane, Takashi Nakamura, Hiroaki Tsuruta, Hiroshi Suita, Tomoyasu Hirai, Syuji Fujii, “Improvement of coagulating strength and toughness of alkoxysilanes for conservation of cultural heritage,” Journal of Applied Polymer Science, 2022年12月
末森薫、正垣雅子、寺井淳一「インド・ラダック地方ヌブラ渓谷で近年確認された仏教壁画の調査報告」『京都市立芸術大学美術学部研究紀要』67、2023年3月
赤尾光春「ロシア語を話すユダヤ人コメディアンＶＳユダヤ人贔屓の元ＫＧＢスパイ」『現代思想』6月臨時増刊号「総特集＝ウクライナから問う」、2022年5月
安保寛尚「ヴァナキュラー研究とは何か」『立命館文學』683、2023年3月
中野幸男「アンドレイ・シニャフスキーと「狂気」の言説――ロシアにおける精神医学と刑罰」『同志社大学グローバル地域文化学会紀要』19、2022年10月
野口泰弥「環北太平洋における威信財の人類学に向けて――アラスカ周辺地域の狩猟採集民社会を中心に」『国立民族学博物館調査報告』156、2022年11月
野口泰弥、大島稔「日本人によるアリュート民族の研究（5）：服部健「アリュート語資料」（3）」『北海道立北方民族博物館研究紀要』32、2023年3月
和崎聖日、アドハム・アシーロフ『交霊とイスラーム――バフシの伝えるユーラシアの遺習』（映像型論文）、東京ドキュメンタリー映画祭 2022（人類学・民俗映像部門コンペティション入選）、2022年12月13日・12月22日（上映）
和崎聖日、アドハム・アシーロフ『交霊とイスラーム：バフシの伝えるユーラシアの遺習』（映像型論文）、東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA 、2023年3月1日（上映）
Seika Wazaki and Adham Ashirov, “Sufism and Interethnic Coexistence in the Southern Region of Uzbekistan on the Post-Soviet Era: Focusing upon the Ritual of Jahr,” Orient, 2023年3月

〈分担執筆〉

Shimamura Ippei, “Legacy of Mongol Empire in Mongolia,” The Mongol World (edited by Timothy May, Michael Hope), Routledge, 2022年5月
奈良雅史「真正性：観光における本物らしさという価値」、市野澤潤平（編）『基本概念から学ぶ観光人類学』ナカニシヤ出版、2022年4月
赤尾光春「ワシーリー・グロスマン『人生と運命』」「ユダヤ人」、中村唯史・坂庭淳史・小椋彩（編）『ロシア文学からの旅――交錯する人と言葉』、ミネルヴァ書房、2022年5月
櫻間瑞希「タタールスタン共和国によるディアスポラ政策と各地のタタール・コミュニティ」、明石純一（編）『移住労働とディアスポラ政策――国境を越える人の移動をめぐる送出国のパースペクティブ』、筑波大学出版会、2022年11月
中野幸男「アンドレイ・ドナートヴィチ・シニャフスキー」「筆名アブラム・テルツ『おやすみなさい』」、中村唯史・坂庭淳史・小椋彩（編）『ロシア文学からの旅――交錯する人と言葉』、ミネルヴァ書房、2022年5月
山本薫「近代文学（アラブ）」「地域ごとの音楽（アラブ）」、イスラーム文化事典編集委員会（編）『イスラーム文化事典』、丸善出版、2023年1月
和崎聖日「宣教・宗教教育（中央アジア）」「タリーカ・聖者崇敬（ウズベキスタン）」「伝統医療（ウズベキスタン）」、イスラーム文化事典編集委員会（編）『イスラーム文化事典』、丸善出版、2023年1月